大西@行動分析学勉強中です。
(誤った考え方、分析方法にコメントでアドバイスいただければ励みになります)
以前に楽天市場のトークン?システムは素晴らしいとブログの記事を書いたことがあります。しかし、楽天市場のポイントは、ほぼ市場内でしか使うことができません。いざ喉が乾いたときに、そこのコンビニで楽天ポイントを使ってジュースを購入することはできないのです。きっと将来的にはできるようになるはずですが。
そんな意味で現在最強のポイント制度はTSUTAYAポイント(Tポイント)ではないでしょうか?Tポイントは100円の購入で1ポイント加算されるのが基本です。TSUTAYAでDVDをレンタルし500円使用すると5ポイントが加算されそれを現金同様使用できるといったわけです。
しかし、TSUTAYAの系列店だけで使用できるのではなく様々なお店でTSUTAYAカードを提示すると同様にポイントを加算してくれるのです。例えば、使用できるお店を例に挙げますと ガソリンを入れるときはENEOS、食事をするときはガスト、コーヒーを飲むときはドトールコーヒー、焼肉を食べるときは牛角、コンビニで買物するときはFamilymart、古本を買うときはBookoffなどなど様々なお店でポイントが加算されそれぞれのお店でポイントを使用して買い物ができるのです。
僕なんかは、いつもガソリンはENEOSで入れます。もちろんTポイントが貯まるからです。(はいここでTポイントによる介入成功!ENEOS売上↑) そしてその貯まったTポイントを用いて朝ごはん(パン、コーヒー)をFamilymartで買います。(はいここでTポイントによる介入成功!タダで朝ごはんという強烈な好子出現↑Tポイントを貯める行動が強化されます)
といったふうにポイントを共有することで互いに売上がアップするという相乗効果が生まれるのです。しかも、本当にポイント制度というのはよく出来ています。それは、Familymartで買い物をした時のことでした。いつもどうり朝ごはんを買ったときの事ですがレシートの裏に当たりと大きく書いてあるのです。読んでみると、1週間以内にこのレシートを持っていきTSUTAYAでレンタルするとポイントが20倍になりますとの事です。何と20倍ですよ!!!行かないと損した気分になっちゃうじゃあーりませんか!!
すぐにTSUTAYAに行きいつもより多くのDVDをレンタルしてしまいました・・・ TSUTAYAでレンタルする行動をFamilymartで買い物をすることにより強化されたのです。恐るべし共同の精神ではあーりませんか。
このようにトークンシステムは購買行動を促すには非常に有用なテクニックであると思います。これを応用し、特別支援教育分野でも先生方が生徒の行動を変えるために介入されています。花まるが10個貯まったら外で遊んでもいいよといった具合です。
高齢者にも進んで介入すべきだと思っています。
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