2010年3月30日火曜日

小学校での3年間


tanakaです。


養護学校と小学校との計画交流で富岡小学校に勤務し、はや3年が過ぎました。


昨日は、特別支援学級の大掃除。そして、すぐに授業ができるよう教室の再構造化も無事終了しました。この2年間は、特別支援学級でABAの考え方を生かした実践を行ってきました。担任している児童がびっくりするぐらい成長しました。日々の記録を見てもそれを証明しています。保護者も、子どもの成長をとても喜んでくださり、24日の修了式には夫婦でお礼の挨拶に来てくださる方もいました。嬉しい限りです。具体的な取り組みは、4月のABAで発表します。興味のある方は是非、御参加ください。


それから、通常学級に在籍する気になる児童をクラブ活動で2年間支援してきました。このクラブも来年度以降、富岡小学校で継続支援が決定しました。さらに、嬉しいことにI小学校でも22年度に、このクラブが新たに設置されることになりました。富岡小学校で立ち上げたクラブ活動が他の小学校でも再現され、普及していくようで本当に嬉しい限りです。さらに、富岡小学校とこのI小学校には阿南支援学校から担当教員が年に数回定期的な支援が入ります。こうしたシステムも維持されるようで、心強い限りです。


本当によく頑張った3年間(自画自賛(^_^.))でした。


次は、阿南支援学校での勤務です。1年目は慣れることを目標に少しずつ、ボチボチ頑張る予定です。






2010年3月22日月曜日

プロジェクト終了

先日、富岡小学校での実践研究報告会が終わりました。小学校や特別支援関係の先生方が50名程度参加してくださいました。
このプロジェクトの目標は、通常の学級に在籍する気になる児童をクラブ活動で支援した取り組みを富岡小学校で維持、継続すること。そして、他の小学校でも再現できることを大きな目標にしてきました。

私たちは、この目標を達成するために必要な「クラブ活動実施マニュアル」や「各種シート」を開発してきました。

この2年間、法政大学の島宗先生に研究全般のスーパーバイズを頂きながら、研究を進めました。また、阿南養護学校のサポート事業や鳴門教育大学院島岡君とのコラボも実現し、本当にいいチームでこのプロジェクトを終了することができました。

富岡小学校に赴任して1年目。私が通常学級で出会った子どもたちに、適切な、そして一人一人にあった支援をどこかの場で行いたいと思っていました。それが、たくさんの方の協力のおかげで「クラブ活動」という形になって実現することができました。そして、それが富岡小学校で来年度も維持、継続されそうです。

島宗先生をはじめ、関係の先生方本当に有難うございました。<(_ _)>

小学校での勤務もあと2日です。

思い出深い3年間の小学校生活。もうすぐ終了です。

次の場所でもボチボチ、頑張ります。