2009年5月26日火曜日

気になる行動

大西です。

 僕は職場まで距離があり、車で通っています。車通りの多い吉野川の土手沿い道路にて、気になる行動をする夫婦がいるのです。その行動は、多分毎日続けられているのですが週1くらいで確認され見入ってしまいます。夫婦で行われている行動ですが、一緒には行っていません距離を置いて行われているのです。

 その行動とは 後ろ歩き散歩 行動です。

しかも、土手を上がる階段までも後ろ歩きで上がっています。
 自分の行動として考えると、大注目という超強力な嫌子が出現すると思われるので100mも不可能ではないかと推測されます。しかし、その夫婦は頻繁に、しかも長時間行っているのです。

 その行動の好子は何なんでしょうか?散歩という行動であるので、健康のため行っていると思います。健康への不安解消? 直後の爽快感?

僕は、医療関係の仕事をしているので散歩や筋力トレーニングなどの健康増進のための運動に関わることが多いですが、後ろ歩きを推奨しているような話はあまり聞いたことがありません。以前、自分自身がスポーツをしていた際に後ろ向きで走ると普段使っていない筋肉が鍛えられるという話は聞いたことがありますが、あまり魅力的な運動ではないと思います。しかも、散歩の目的は持久力を鍛える運動なのでどこを鍛えるとかはあんまり関係ないことです。チリツモ型の行動ですが、積み重ねても明らかな好子は得られにくいことも考えられます。

 しかし、これは当の本人には関係のない話であり、現に後ろ歩き散歩行動が継続されているのです。しかも、夫婦で。

 しつこいようですが、なぜ普通に歩かずに後ろ歩きなのでしょうか?なぜ階段まで後ろ向きで上がるのでしょう?

 前歩きよりも強い好子があったに違いありません。人から後ろ歩きで癌が治ったと伝え聞いた? 夫婦のどちらかが後ろ歩きで腰痛や膝痛がなくなった? まさか、注目が好子になってるの? 後ろに目があるの? 宇宙人? MIB? トミー・リー・ジョーンズか?

 僕の好奇心は止められないので今度遭遇したら 名刺を渡していろいろ聞いてみたいと思います。もちろん、このブログで報告させていただきます。UFOにさらわれたらどうしよう・・

質問会議

いのこです。
お久しぶりです。

最近、仕事で「質問会議」なるものを学ぶ機会がありました。
自主的に発言できるのは「質問のみ」というルールを決めて、会議を行うというもの。
詳しくは、こちら

グループのメンバーの質問によって複雑な問題を明確化かつ共有化し、解決に近づくためのアクションプランを導くと同時にグループ自体のレベルアップも実現しちゃおうというのが、この方法論のミソです。
例えばABA研の事例検討会でも、参加者の質問によって事例の問題点が明確になることは、これまでたくさん経験してきました。
このことからも、質問は問題解決のための重要なスキルであるといえるでしょう。

今、質問会議の方法論を一部参考にして、教員対象のグループワークを行っています。
そこでわかったことは、多くの教員は質問が苦手だ、ということ。
質問会議で、教員が陥りやすいパターンの例を3つ。
 例1:質問をしようとして、つい解決策を提示しようとしてしまう(これはとても多い)。
 例2:漠然とした質問をして、漠然とした答えが返ってくる。
 例3:質問したことと違う答えがされたにもかかわらず、質問者は納得している。
まだまだ、いっぱいあると思います。

例1は、まさに質問会議でコントロールしようとしているものでしょう。
教員に限らず私たちは他人から相談を持ちかけられた時、何が解決すべき問題かを明らかにするのではなく、まず解決策を提示しようとしたり問題点の分析を披露してそれに同意を求めようとしたりするようです。
質問会議ではこれらを封じてしまうので、みんな「○○をしたら解決すると思うんですが、そうじゃないですか?」なんて、苦し紛れに最後だけ質問形式にしてしまうといったことが頻発します。

例2も、非常に多いパターンです。
質問の時に抽象的な用語を用いるのが、どうやら原因のようです。
サマースクールの抽象具体分析のトレーニングをすると、防げるかもしれませんね。

例3は指摘してあげないと、本人たちはたぶん一生気づかないような気がします。
これについては、どんな研修をしたら防げるようになるのか、今のところ思いつきません。

研修生の方たちのたくさんの質問を聞いていて、わかったこと。
質問は、ある状況について「自分がわからないことが何か?」がわからないとできない。
これって「見られない適切行動」を見つける課題に、よく似ています。
わからないことが何かがわかる。
難しいですけど、ここが大切なポイントのようです。
さあ、どうやってトレーニングしましょうか?

2009年5月23日土曜日

自分の行動について その2

大西です。

 今月のABA研究会終了後、翌日が休日でしたので気分転換にネットカフェへ行きました。そこで、なぜネットカフェに行くのか考察してみました。

先行刺激 お金がある ネットカフェが近い 翌日休み 帰ってもすることなし
後続刺激 そんなにお金が要らなかった↑ たくさんの雑誌で情報収集できた↑ 気分が良くなった↑

などです。

色々ありますが、最近自分の行動の原点みたいなものを見出したような気がします。

それは  食欲  です。 

そこのネットカフェでは、ドリンクバーはもちろんのこと自分でソフトクリームをマキマキできちゃうのです。しかも、チョコレート味など数種類のシロップがかけられます。実は、格別おいしいわけではありませんがなぜか食べたくなるのです。そこのネットカフェへ行く行動は、そのソフトクリームが食べられることがとっても大きな好子になっていると考えています。

 色々と自分のについて考えると 僕は人に比べ食欲が行動源となっているようです。もちろん他にも様々な要素が絡んでいると思いますが、現在のところ食欲を利用してセルフマネジメントに挑戦することが有効だと考えています。

2009年5月15日金曜日

自分の行動について

最近1日1冊ペースで読書をしている大西です。

 なかなか本を買っても読まなかった私ですが、最近暇さえあれば本を読んでいます。仕事の休憩時間でもひっそりとトイレで読んでいるほどです。本の内容はABAと関係ないことではありますが、ABAに当てはめ考えることが多いのでどんな本を読んでも先行刺激や後続刺激の考察には役に立つことが多々あります。

 なぜ、今回は特定の著者の本を読む行動が生起しているかというと、単に面白く興味深い情報が書かれているからだと考えています。読み進めるほど、満足感やなるほど へぇー(トリビア風) すげー という好子が出現するのです。以前から本を読むということは、自分自身でも是非生起させたい行動でしたので、単に本を買ったりだとか読み易いように環境を整えたりだとか、机の上に本を置いてみたりだとか色々工夫してみましたがだめだったものです。

 同様に4月のマラソン参加に向けダイエットへの介入を数ヶ月前から行っていましたが、結果体重は落ちたものの、介入の意図とは別に完走できなかったらどうしようという不安から直前の1ヶ月ほどで食欲が落ち、自然に食べる行動が減少した結果成功したものでした。

 そのようなことから、例えば忘れ物をなくすための介入など日常生活における細かな所でABAを活用するのは有効かもしれませんが、今の僕のABA的思想ではなかなかセルフマネージメントをできないのが本当のところです。自分自身なぜ今その行動が生起しているかをよく分析し、好子嫌子の有効活用ができるようになれば、もっと楽しい人生が送れるような気がします。例えば、人に話すと軽蔑されるようなことや自分でも無意識に考えまいとして避けてしまっているようなことが、好子や嫌子となっている可能性もある思います。(例えば何かにコンプレックスがあり、それを拭うためにする行動は生起されやすいとか) とにかく、生起させたい行動を生起させ、継続できるようにすることが行動分析学を利用する価値と思っています。

 こんな考えをしていますがどうでしょうか?