2009年5月15日金曜日

自分の行動について

最近1日1冊ペースで読書をしている大西です。

 なかなか本を買っても読まなかった私ですが、最近暇さえあれば本を読んでいます。仕事の休憩時間でもひっそりとトイレで読んでいるほどです。本の内容はABAと関係ないことではありますが、ABAに当てはめ考えることが多いのでどんな本を読んでも先行刺激や後続刺激の考察には役に立つことが多々あります。

 なぜ、今回は特定の著者の本を読む行動が生起しているかというと、単に面白く興味深い情報が書かれているからだと考えています。読み進めるほど、満足感やなるほど へぇー(トリビア風) すげー という好子が出現するのです。以前から本を読むということは、自分自身でも是非生起させたい行動でしたので、単に本を買ったりだとか読み易いように環境を整えたりだとか、机の上に本を置いてみたりだとか色々工夫してみましたがだめだったものです。

 同様に4月のマラソン参加に向けダイエットへの介入を数ヶ月前から行っていましたが、結果体重は落ちたものの、介入の意図とは別に完走できなかったらどうしようという不安から直前の1ヶ月ほどで食欲が落ち、自然に食べる行動が減少した結果成功したものでした。

 そのようなことから、例えば忘れ物をなくすための介入など日常生活における細かな所でABAを活用するのは有効かもしれませんが、今の僕のABA的思想ではなかなかセルフマネージメントをできないのが本当のところです。自分自身なぜ今その行動が生起しているかをよく分析し、好子嫌子の有効活用ができるようになれば、もっと楽しい人生が送れるような気がします。例えば、人に話すと軽蔑されるようなことや自分でも無意識に考えまいとして避けてしまっているようなことが、好子や嫌子となっている可能性もある思います。(例えば何かにコンプレックスがあり、それを拭うためにする行動は生起されやすいとか) とにかく、生起させたい行動を生起させ、継続できるようにすることが行動分析学を利用する価値と思っています。

 こんな考えをしていますがどうでしょうか?

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