2009年1月31日土曜日

論文を書こう!その4結果報告

いのこです。
その4結果報告をします。

結果報告
以下の通り,無事,書けました!
1.方法Fig.□にカテゴリ番号を付ける。










2.考察の引用文献の再検索
既存の教科書
Cardon,2007;市川,2006;野呂,2006;佐々木,2006;杉山・島宗・佐藤・マロット・マロット,1998;島宗,2000;服巻・島宗,2005;山本・池田,2007から吟味して精選したが

感想
今回も,けっこう大変でした。
実作業時間は予定の2倍の2時間。
読みが甘かった。

その5は,来週アップします。

2009年1月25日日曜日

論文を書こう!その4

さて,「論文を書こう!その4」いきます!

*** 行動契約書 *****************
私(いのこ)は,このブログの読者に対して,以下の標的行動の実行を約束します。

標的行動
1.方法に関する以下の修正を行う。
・Fig.□にカテゴリ番号を付ける。

2.考察の以下の引用文献を再検索する。
・Ⅳ.考察1.用語テスト:既存の教科書(野呂先生の教科書など,先行研究で序論で引用している図書をここに引用)から吟味して精選したが

3.完成できたか,できなかったかを,実行期限までに,このブログに報告する。

実行期限
2009年1月31日(土)24:00

約束履行,不履行の結果
1.約束履行時は,ホッとします。
2.不履行の時は,約束を守れなかったことをブログで表明し,その書き込みは削除しません。また,「約束守れませんでしたね」といったコメントを下さった方には,「申し訳ありません」と陳謝します。

2009年1月25日(日)17:45 いのこ
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今回も,2つ。
けど,「その3」に比べると少し作業量は小さめ。
今週は,かなり忙しいことが予想されるので,小さくしてあります。
ウィークデーは研発の準備で忙しいし,
2/1(日)が,オーケストラの演奏会なので,日曜日に作業することは不可能です。
というわけで,報告期限も1/31(土)というわけです。
今回も,がんばります。おす!

2009年1月24日土曜日

論文を書こう!その3結果報告

いのこです。
その3結果報告をします。

結果報告
以下の通り,無事,書けました!


・Ⅱ.方法3.研修効果の評価(1)用語テスト:資料として全問題を添付する。
添付しました。

・Ⅱ.方法2.研修会(3) 原因推定と解決策立案の演習を再執筆する。
「問題行動の原因推定」「原因推定数を増やす」の単元では,まず原因推定の数を増やすことの重要性を教示した上で,「自由時間に友だちを叩く」という問題行動の例を挙げ,それに対応する7種類程度の原因推定を行って見せた。さらに,参加者が障害の特性や行動分析学的な観点から原因推定を行いやすくするために「原因推定のヒント」を配付した(Fig.☆)。そして,それぞれのグループごとにメンバーが記述した問題行動の中から1人の例を選ばせ,グループで原因推定を協議させ,推定数を報告させた。さらに,それぞれのグループの推定数をホワイトボードに書き出した上で,推定数が増加したグループを言語賞賛した。この演習を第1回および第2回研修会でそれぞれ2回ずつ計4回繰り返し,この単元に費やした時間はおおよそ100分間であった。
原因に対応する解決策立案の 単元は,第2回研修会の「原因推定数を増やす」単元の直後に行った。演習の前に,原因に論理的に対応した解決策を考えることの重要性を教示した。演習で は,直前の単元においてグループで原因推定した2種類の問題行動のうちの1種類について,そこに推定された原因の中から「より確からしい」と思われるもの を3つ選ばせ,グループで対応する解決策を協議させた。さらに,それぞれのグループの解決策数をホワイトボードに書き出した上で,策定数が増加したグループを言語賞賛した。この演習を2回繰り返し,この単元に費やした時間はおおよそ40分間であった。」

感想
今回は,大変でした。
実作業時間は3時間。
最近,勤務先の学校の研究発表会が近いので本業が忙しく,今日(土曜日)の午前中はくたびれて着手できませんでした。
うーん,次回は大丈夫かな?

残る作業数は,大小取り混ぜて9個です。
1回に2個ずつ片づくとして,5週間。
さて,今年度中に投稿にこぎ着けるでしょうか?
こうご期待。

その4は,明日アップします。

2009年1月18日日曜日

論文を書こう!その3

さて,「論文を書こう!その3」いきます!

*** 行動契約書 *****************
私(いのこ)は,このブログの読者に対して,以下の標的行動の実行を約束します。

標的行動
1.以下の方法の記述修正を行う。
「Ⅱ.方法3.研修効果の評価(1)用語テスト:資料として全問題を添付する。」
「Ⅱ.方法2.研修会(3) 原因推定と解決策立案の演習を再執筆する。」
2.完成できたか,できなかったかを,実行期限までに,このブログに報告する。

実行期限
2009年1月25日(日)24:00

約束履行,不履行の結果
1.約束履行時は,ホッとします。
2.不履行の時は,約束を守れなかったことをブログで表明し,その書き込みは削除しません。また,「約束守れませんでしたね」といったコメントを下さった方には,「申し訳ありません」と陳謝します。

2009年1月18日(日)8:54 いのこ
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今回は,2つの部分を修正するように約束してみました。
特に2番目は推定作業時間3時間と大きな作業だけど,来週の土曜日は作業時間が多く取れそうなので,がんばってみます。

春の特別講座(3月7日)開催のご案内

今年度も徳島ABA研究会「春の特別講座」を開催します。

今年度の講座には,上越教育大学大学院学校教育研究科特別支援教育実践研究センターの道城裕貴先生をお招きします。通常学級に在籍する気になる児童の理解や具体的な支援のあり方について,応用行動分析の視点から様々な展開のアイデアをお話しいただきます。
また,本年度,小学校や特別支援学校で行われた事例研究のポスター発表を行い,どんな子どもにどんな支援ができるのか,具体的な情報交換の場を提供します。特別支援教育に関わる教師,保育士,関係の方々のご参加をお待ちしております。

日 時:2009年3月7日(土)13:30~17:00
場 所:鳴門教育大学附属特別支援学校体育館(徳島市上吉野町)
参加費:無料
参加申込:特に必要ありません。当日,お気軽にお越し下さい。
対 象:特別支援教育に関わる保育士,幼・小・中・高・特別支援学校等教員,関係機関職員,保護者,一般
主 催:徳島ABA研究会
後 援:徳島県教育委員会,徳島県特別支援教育研究会,徳島新聞社,NHK徳島放送局


詳しくは、下記の開催要項をご覧下さい。
たくさんの参加をお待ちしています。
連絡先:徳島ABA研究会事務局(abakentokushima@gmail.com)

2009年1月17日土曜日

「できた!」が好子になる

田中です。先日、阿南養護学校の公開研修に講師として徳島に来られた山本淳一先生。先生の著書はサマースクールの教科書にもなっています。その山本先生との飲み会での席上、Aさんがこんな質問を山本先生にしました。「先生はどうして、行動分析学を勉強しはじめたんですか?」

山本先生は学生時代にABAのある方法を使って、自閉症のお子さんに発語の指導を始めたそうです。周囲の関係者は絶対無理だといったのですが、発語が出て、周囲は驚いたそうです。山本先生自身も手引書を見ながら指導を行ったのですが、その効果に驚いたそうです。

やはり、ABAの魅力は子どもの行動が変わる、できるようになることです。この「できる」「できた」が私たち教員の本来の好子のはずなんですよね。

子どもの「できた!」が好子になるような、そんな随伴性が今の学校、教員には必要。改めて、そう思いました。そんな随伴性を整備できると、風通しのいい職員室になるんだろうな。(^^)/

山本先生からは、この他にもABC分析など学ぶことがたくさんありました。本当にありがとうございました。<(_ _)>

論文を書こう!その2結果報告

いのこです。
その2結果報告をします。

結果報告
無事,書けました!
各解決策カテゴリは排他的ではなく,解答が複数のカテゴリにまたがって評定される場合があった。例えば「お絵かきをしている友だちにしゃべりかける」問題行動の解決策として「友だちと席を離す」という解答がされた時,その解答は「近くに友だちが見えるから(原因カテゴリA1),友だちと席を離す(解決策カテゴリA1-a1)」と「友だちの注目が好子だから(原因カテゴリC6),友だちと席を離す(解決策カテゴリC6-a3)」のいずれの解決策カテゴリにも評定され得た。そうした共通する解決策カテゴリには,解決策カテゴリ文の後に「(A1-a1=C6-a3)」のように表記し,それぞれの解決策カテゴリ番号が同義であることを示した。

感想
今回は,作業時間1時間程度。その1よりも,少しホネがありました。
行動契約の効果については,締め切りが近づくに従って,金曜日ぐらいから「ああ,書かなくちゃ」と思うことが増えてきたこと。このように「書かなくちゃと思う」ことは,行動契約無しでは「時折まれに」しか見られない行動だったので,ある程度の効果はあるんでしょうね。
昨晩のABA研では,田中さんから「1万円札を,みんなの前で燃やしたらどうですか」という,血も涙もない(?)提案があったので,この行動契約で効果が無くなってきたら,そっちの「好子消失(焼失?)」も,試してみようかな。

その3は,明日,アップします。

2009年1月12日月曜日

論文を書こう!その1結果報告&その2

いのこです。
その1結果報告をします。

結果報告
無事,書けました!
「事前,中間,事後と3回実施した用語テストの平均正答率は,それぞれ39%20-64%),67%49-91),79%58-91)であった。」

感想
最初なので,簡単で具体的な課題設定をしたことが,達成につながった。
私は算数オンチなので,平均正答率の計算方法が分からず,「算術平均」「幾何平均」などの用語検索をしまくったあげく,結局「参加者得点合計÷(全問題数×参加者数)」という,ごく普通の計算に落ち着きました。

さて,「論文を書こう!その2」いきます!

*** 行動契約書 *****************
私(いのこ)は,このブログの読者に対して,以下の標的行動の実行を約束します。

標的行動
1.以下のさっぱり分からない記述に例を付けて,完成させる。
1つの解決策カテゴリが複数の異なる原因カテゴリに対応する場合は,解決策カテゴリ文の後に「(A1-a1=B4-a2)」(←意味不明なので例を下さい)のように表記し,それぞれの解決策カテゴリ番号が同義であることを示した。
2.完成できたか,できなかったかを,実行期限までに,このブログに報告する。

実行期限
2009年1月18日(日)24:00

約束履行,不履行の結果
1.約束履行時は,ホッとします。
2.不履行の時は,約束を守れなかったことをブログで表明し,その書き込みは削除しません。また,「約束守れませんでしたね」といったコメントを下さった方には,「申し訳ありません」と陳謝します。

2009年1月12日(日)14:45 いのこ
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今度のは,「その1」に比べてめんどくさい感がやや高め。
でも,1~2行程度の文章を考えるだけなので,実現可能性は高そうです。

論文を書こう!その1

いのこです。

私,今,大変な問題を抱えております。
それは「学会投稿論文を書く」という行動が起こらない,「見られない望ましい行動」タイプの問題です。
「書かなくてはヤバイ」と思う行動は頻発するのですが,「書く」行動はほとんど起こらない。
いかん,論文の鮮度が落ちちゃう。早く書かなくては。焦。

で,このブログを,私のパフォーマンスマネジメントに活用(公私混同?)させていただきます。
もちろん,このプロジェクトを公開することが,読者の皆様にも有用な情報提供となるように努力はいたしますが。

まず,ABC分析です。

現状ABC
 A:他の楽しいことあり
   論文ができていない
 B:論文を書く
 C:他の楽しいことができない(↓)
   論文がほんの少し出来上がる(-)

介入ABC
 A:ブログでの行動契約
   やがて約束を破ったことを表明する不安有り
 B:論文を書く
 C:約束を破ったことを表明する不安無し(↑)

行動契約とは,「行動をマネジメントするために他者と結ぶ約束で、標的行動と実行期限、約束を守ったときと破ったときの結果を明記する方法(行動分析学用語集より)」です。
日本語で読める論文もあります。

さて,私の今回の「行動契約書」は,以下の通りです。

*** 行動契約書 *****************
私(いのこ)は,このブログの読者に対して,以下の標的行動の実行を約束します。

標的行動
1.結果のセクションの以下の記述を完成させる。
Ⅲ.結果1.用語テスト:事前,中間,事後と3回実施した用語テストの平均正答率は,それぞれ20-64%),49-91),58-91)であった。」
2.完成できたか,できなかったかを,実行期限までに,このブログに報告する。

実行期限
2009年1月12日24:00まで

約束履行,不履行の結果
1.約束履行時は,ホッとします。
2.不履行の時は,約束を守れなかったことをブログで表明し,その書き込みは削除しません。また,「約束守れませんでしたね」といったコメントを下さった方には,「申し訳ありません」と陳謝します。

2009年1月12日12:30 いのこ
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以上,パフォーマンスマネジメント・プロジェクト「論文を書こう!その1」でした。
なお,行動契約は週一回のペースで更新し,毎日曜日に実行期限を設定するようにします。
既に,「論文を書く」の課題分析はできているので,続編が次々契約されます。
こうご期待。とほほ。

2009年1月5日月曜日

徒然なる新年

皆様、新年明けましておめでとうございます。田中です。本日からボチボチ、このブログに投稿していきます。今年もどうぞよろしくお願いします。<(_ _)>

今年もこのブログでABC分析のトレーニングを頑張ります(^_^.)

ABA研の仲間たち:K市にもABA研が…

いのこです。
今回は,「K市にもABA研ができそう…」という,なぞなぞみたいな情報提供です。

K市のF先生。
K市ってどこやねん!Fってだれやねん!アルファベットばっかりやないかーーーい!!
って,つっこまれそうですが。
なんせ,まだ未確定な部分が多いので,固有名詞はご勘弁を。

F先生は,私と同様に特別支援に携わる教員で,過去には徳島ABA研のサマースクールにも参加され,地元の養護学校でペアレントトレーニングを実施されるなど,とても積極的な活動をされている方です。
数ヶ月前にF先生から,「K市でも,徳島ABA研のような研究会を立ち上げたいので,協力して下さい」という相談をお受けしていました。
こちらからは,「研究会立ち上げの初期にはABAの専門家の助言があった方がいいですよ」とか,「研究会員同士の打ち合わせにはネットの掲示板機能が便利ですよ」など,チョー具体的なアドバイスを差し上げていました。

さすが行動派のF先生,早速ABA専門家の協力を取り付け,4月から研究会を立ち上げるめどが立ったと連絡がありました。すごい!
私は,寝正月でした。反省…orz
もう少しするとこのブログやHPでも,詳しい情報が提供できそうです。

ちなみに,福岡市でも教員が中心になって,
こんな↓ABA研究会が立ち上がっています。
ABA(応用行動分析学)を学ぶ会
積極的に活動されているようですよ。
お近くで興味のある方は,どうぞ。
ブログにリンクも追加しておきました。

2009年1月3日土曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます 本年もどうかよろしくお願いいたします

 僕は1日から職場勤務していたのですが、徳島県の元旦はとても寒かったです。年末年始にかけて懇親会などで暴飲暴食、夜更かし等で現在体調を壊されていらっしゃる方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?年末から休みがなかった僕ですが、体調もいたって良好です。健康な体でいられるということは有り難いことです。

 ところで、年始に目標を立てることは、パフォーマンスマネジメントのためにも重要なことであることは、ABAに関係なくよく行われています。年始に目標を立てるという行動は、なぜ生起しやすいのだろうかと思います。やはり新しい年を迎え、気分一新 今までのダメな自分・出来事を改めたいことや、これをやり遂げるのだという先行刺激のもと、目標を具体的に書き表すことで、やる気やできる自分こうなった自分を想像できるという好子が出現するからではないかと考えています。

 僕も昨年目標を立てました。今それを見直していますが、18年、19年でストップしていました。立てた内容すら覚えておらず、しかも立てたつもりが立てていないと最低なパフォーマンスマネジメントです。

 徳島ABA研究会という志の高い素晴らしい会に所属させていただいておりながら、頭でっかちになり自分のことですらなかなか介入できていないこの有様。なぜできないかを分析し、できるであろう目標をこのブログをお借りして挙げさせていただきたいと思います。それは、

『4月の徳島マラソン完走のため月に2kg(週に0.5kg)減量する、そして維持』

を目標とします。具体的な介入方法ですが、

風呂場に、体重計が置いてありその前にカレンダーを貼り付けています。ただそれに毎日体重を記録するだけです。妻も記録をしているので、互いにチェックしあいます。そして、 入浴前に体重を量る と決めることで、夕食の量が多いと如実に数値として表れるので夕食の量が減ることを期待しています。他にも毎日ランニングをするとか考えましたが、とりあえずスモールステップで体重を毎日記録する事だけから始めたいと考えています。体重が減ることによって、他の好ましい行動が生起するのではないかと考えています。

目標達成のための下位行動として 『入浴前に体重を量る』 ができるかどうかがキーだと思っています。

もし、春の講座の際に僕がやせていたらどなたか一声おかけ下さいね。