2009年1月17日土曜日

「できた!」が好子になる

田中です。先日、阿南養護学校の公開研修に講師として徳島に来られた山本淳一先生。先生の著書はサマースクールの教科書にもなっています。その山本先生との飲み会での席上、Aさんがこんな質問を山本先生にしました。「先生はどうして、行動分析学を勉強しはじめたんですか?」

山本先生は学生時代にABAのある方法を使って、自閉症のお子さんに発語の指導を始めたそうです。周囲の関係者は絶対無理だといったのですが、発語が出て、周囲は驚いたそうです。山本先生自身も手引書を見ながら指導を行ったのですが、その効果に驚いたそうです。

やはり、ABAの魅力は子どもの行動が変わる、できるようになることです。この「できる」「できた」が私たち教員の本来の好子のはずなんですよね。

子どもの「できた!」が好子になるような、そんな随伴性が今の学校、教員には必要。改めて、そう思いました。そんな随伴性を整備できると、風通しのいい職員室になるんだろうな。(^^)/

山本先生からは、この他にもABC分析など学ぶことがたくさんありました。本当にありがとうございました。<(_ _)>

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