2012年1月30日月曜日

2012年1月20日 徳島ABA研究会月例会

11月18日の月例会の内容について、スタッフの永冨が報告したいと思います。




今回の月例会の報告者は、徳島県立国府支援学校の久保治子先生と嵩原景子先生でした。
テーマは、『中学部自閉症性生徒の感情コントロール指導の試み』でした。子どもの泣き声が聞こえたときや質問に対して求める答えが得られなかった時、また特定の生徒に対する暴言や他傷に対して、環境を整えたり、生徒と話し合う時間を設けたりするなど、多方面からの支援に取り組まれた事例でした。
久保先生の取り組まれた生徒との話し合いの場面では、まずは生徒の思っていることを表出させ、受け止めることから始めていました。私たち、指導者は望ましい行動を教えようとするあまり、生徒の意見を聞くことを疎かにしてしまいかねません。
特に、暴言に対して、無くしてしまおうと過剰に反応をしてしまいます。
今回の事例を通して、生徒の気持ちを受け止めることの大切さを学ばせていただきました。
そのほか、問題行動の機能が明らかになっていなかったり、複数あるときの記録の仕方について、スタッフの先生方からアドバイスをいただくことができました。


発表者の久保先生、嵩原先生、当日参加してくださった皆様。有難うございました。


徳島ABA研究会スタッフ 永冨 大舗

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