2009年8月30日日曜日

サマースクール受講者の皆様へ

tanakaです。
今年のサマースクール初級、中級コースが終了しました。初級・中級合わせて100名近くの方にABAを学んで頂きました。受講者の皆さんにとって、9月からの指導に即いかすことができる内容であったようなら、スタッフ一同こんなに嬉しいことはありません。

初級を受講された方は、来年度は是非中級コースを受講してみて下さい。中級コースを受講された方は、是非事例研究に取り組んでみてください。初級、中級で学んだことをいかして、事例研究に取り組むと、子どもの見方や考え方がさらに深まります。問題行動を特定し、ベースラインの記録を取ったり、効果が確認されている指導法やABC分析をして考えた指導法で介入したり、記録を元にチームで話し合ったり、上手くいかない時はさらにABC分析してとことん原因推定をしたり‥。

やってみようと思っても、実際に事例研究に取り掛かるまでに時間はかかりますが‥(私も潜時が長い)。実際に指導して、記録をとってグラフ化した時に、グラフの上昇が確認され、標的行動が達成された時には何とも言えない嬉しい気持ちになります。

今年度も3月6日(土)に春の特別講座が徳島ABA研究会主催で開催されます。是非、本年度取り組んだ事例研究をポスター発表してください!!<(_ _)>

皆さん、お待ちしております。

2009年8月6日木曜日

サマースクール初級コースが終わりました

tanakaです。

サマースクール初級コースが終わりました。今年は県外の参加者も多く、早い時期に定員に達しました。参加していただいた皆様、本当に有難うございました!参加者の方のアンケート結果を見ると、ほとんどの方が研修内容に満足していただけたようです。スタッフとしてはこれ以上の喜びはありません。

このサマースクールは「学び手は常に正しい」の視点で、教材改善や研修会改善を行ってきました。アンケート結果からも、少しずつですが、よりよい研究会になってきているようで嬉しく思います。

そして、参加者のほとんどの方が「演習中心」の構成でとっても分かりやすいというコメントを頂きました。実は、このサマースクールですが。各ユニット担当者は演習時間を必ず50%から60%以上確保するよう目標数値が決められています。冒頭の講義後、そこで学んだことを即、チームで頭や体を使って考える演習に入ります。

やっぱり、講義中心よりも演習中心が学べるんですよね。

徳島ABA研究会スタッフは、早速初級コースの評価、改善を受けて、中級コースの準備に取り掛かっています。中級コースの各ユニット担当者は、教材改善、ユーザーテストに取り組んでくれています。本当に熱心で熱いスタッフが多いです。

次は8月17日、18日の中級コースです。中級コースで参加者の皆さんにお会いできることを楽しみにしています。(^^)/

2009年7月29日水曜日

お年寄りの行動

大西です。

 僕は、高齢者福祉施設で勤務しています。そんな中、当ABA研に参加させてもらうようになり特別支援学校の先生方の取り組み(ABA的介入など)を月例会等で聞いて勉強しています。

 そこでの介入を聞いていると、高齢者にも全く同様の介入ができるんじゃないかと考えつきました。そこで、塵つも型行動(塵も積もれば山となる型)である筋トレにて負荷値を上げられたら好子を出現させられるような方法で介入したところ負荷も上がり、身体能力も向上しました。さらに、幸運なことにその介入がABAの本にも載せていただけることになるといった、僕にとって最大級の好子も出現しました。その本は、これです。そして、文章にはできていませんが、高齢者にもABAの介入は非常に有効なことは間違いないと思っています。

しかし、特別支援教育と大きな違いが2つあります。それは、

1.認知症の方は、標的行動に対して強化しても忘れてしまうので自己内在型の強化刺激へと移行しにくいこと

2.高齢者を指導しているのではなくケアしているので、構造化など含め介入が制限される(たとえば、段ボールで部屋を区切ったりできない もちろん同様のことは特別支援教育にもあると思いますが)

の2つです。

 ただ、僕は、高齢者介護の世界でABAが認知され、有効活用することにより、今よりも介護士の技術が向上し、ストレスも減少し、社会的地位も向上しするのではないかと思っています。来るべき超高齢化社会に向けて、崩れゆく介護制度の中で 記録の取り方、カンファレンスの進め方、機能訓練の仕方などABA研究会のしくみを取り入れるだけでもずいぶんと変わってくると思います。

 なので、ABAをもっと勉強し人に教え伝えられるようになりたいと思っています。来週開催予定のサマースクールも志高い先生方の集まりなので、とっても楽しみです。

 

2009年7月6日月曜日

人気

大西です。

 石原裕次郎さん(享年52)の二十三回忌法要が、国立競技場(東京都新宿区)で営まれ、徹夜組600人を含めファン約11万7千人が献花に訪れたそうです。国立競技場を10日間貸り切り、お墓のある横浜・総持寺から本尊 の お釈迦様 を移動して まで裕次郎さん をしのぶそうです。総費用は10億円を超えるそうで、実際に現場をみたわけではありませんが11万人が国立競技場へ足を運ぶ行動をするのですから、相当な動員がかかっているとしてもこれはすごいことです。お亡くなりになり23年が経過しているのですよ。

 最近では、忌野清志郎さんの葬儀に4万2000人が参列したり、過去の著名人の葬儀等では、XJAPANのhideさんの5万人(平成10年、築地本願寺)、美空ひばりさんの4万2000人(平成元年、青山葬儀所)、ZARDの坂井泉水さんの4万人(平成19年、青山葬儀所)、尾崎豊さんの3万7000人(平成4年、護国寺)などがいますが、ほとんど歌手です。石原裕次郎さんも歌をうたっていました。

 ということを考えていましたら、歌(音楽)っていうのはすごい力があるんじゃないかなって思いました。

 卒業式に蛍の光や贈る言葉などを聞くだけでなんだか胸に思いがこみ上げてきますよね。心理学や行動分析学的に考察することは今の僕の知識では少し難しいのですが、人それぞれに、その音楽についての思い出や感情があり、その曲を聴いたり、歌っている歌手を見るとその状況や感情と重なり強力な好子になるんじゃないかなって思います。だから、その歌手が亡くなることで、歌っている姿が見えなくなってしまうので、その好子が消失してしまう名残惜しさによる強化行動で献花にいく行動が出現しやすいのかなぁとか思います。(バーストなのかも?)

 ただ、僕は幼いときに裕次郎さんを西部警察の再々放送くらいで見て知っているくらいなので、現役の裕次郎さんを知りません。今でいうと、スマップと福山雅治とオダギリジョーと小栗旬あたりをひとまとめにしてもかなわないほどの人気だったと聞いています。いわば、裕次郎さん現役世代にとっては、神様(教祖様)みたいなものではないでしょうか。

 こういった、集団の強化子を理解できるようになったらABAももっと楽しくなるに違いないと思います。何故、11万人がそこへ行くのか不思議に思ったので書かせてもらいました。

 

2009年6月20日土曜日

ダイエット

大西です。

 徳島ABA研究会を設立された法政大学の島宗先生がブログでダイエットについて記事にされていました。とても参考になりました。

日本人のほぼ9割が何かしらダイエットに興味をもっていると思います。僕も過去に何度か挑戦し成功しリバウンドの繰り返しです。しかしながら、もしダイエットに成功しても結局リバウンドしてしまうのが、僕だけではなくほとんどの実践者の結果です(一説には継続してやせている成功者は全体の0.2%とか)。

 島宗先生もレコーディングダイエットとして紹介されていましたが、オタキングこと岡田斗司夫さんが出演していた博士も知らないニッポンのウラという番組を見てダイエットの神髄が理解できたように思います。

それは 太っている人は、太る努力をしている のです。コンビニでお弁当を選ぶのも一番カロリーの高いものを無意識に選ぶことや太りやすいもの(焼き肉 唐揚げ 天ぷら ラーメン)が大好きということがそうです。

 岡田さんのテレビを見て一番感心したのは、今食べているものは本当にお腹が欲しいと言っているのか自分自身と話し合いをしているか?ということでした。

 たとえば、ポテトチップスを食べる時にプロ野球カードがついているような小さいサイズのものを食べていて、全部食べたら満足するし、もう一袋欲しいとは思いません。しかし、ビックサイズとまではいきませんがレギュラーサイズの袋があれば量は違えど全部食べてしまい同じように満足します。太っている人になると、ビックサイズでも無意識に全部完食するのです。そして、口が塩辛いのでアイスクリームやコーラを飲んで中和させるという技も使います。やせている人は途中で食べるのを自然にやめるし、中和させるとしてもそこまで食べていないので少しの量で中和できるのでお茶やコーヒーですんでしまいます。

 もう一つ、太っている人はお腹いっぱい食べた後に しばらくして少し胃に余裕ができたとします。腹八分目のライン(やせている人にとってのお腹いっぱい10分目というラインと同じ)まで食べたものが消化されると、なにか食べたいなあ(食べられるなあ)と思うのです。そして、冷蔵庫を探りミスタードーナツなどの手軽に食べられるおやつを普通に食べるのです。これでは、太りますよね。やせている人には、理解できないかもしれませんが、本当なのです。少しでも、お腹に余裕ができるとお腹がすいたと勘違いしているのです。

 僕自身まず、今食べているものは本当に欲しいものか(腹に余裕があるから口に入れたいのか)、食べるという行動でおいしいとか口の感覚が好子になっているから食べているのか 立ち止まって一度考えてから食べるという行動をすることにしました。すると驚くほど食べる量をセーブすることができるようになりました。

 ひとつ例を挙げますと、先日夕飯がハヤシライスでした。ハヤシライスは、カレーよりも水っぽいのでご飯と一緒にいわばお茶漬け感覚でサラサラッと一気に食べられます。1杯食べた後、どうしてももう1杯食べたくなりました。嫁にももう1杯食べる?(先行刺激)と聞かれましたので、WBCでのイチロー選手のキューバ戦のようにほぼ心が折れかけましたが、100歩譲ってあと5分待ってみて欲しければ食べるという提案をしてみました。そこで、待つこと5分・・・

 なんと、おかわりのことなど忘れていました。(そのことに今日気づきました)

そんなことを続けていたら知らない間に絶頂期から6kgほど体重が落ちました。太る努力をやめれば人間のホメオスタシス現象(恒常性)でやせる方向に自然と体が向かうのです。僕にとって、食べる前にもう一人の自分(ホムンクルスのHくん)になぜこれを食べたいのか訪ねてみる行動を生起させられるのかがポイントになってきます。

 他にも、自分自身の目で経過がわかるように体重経過を記録する(レコーディング)することが有効であるとされています。持論ですが、それが持続してできるのは体重が落ちはじめてからだと考えています。記録をすることの好子は、数値が減少していることだと思います。今日は食べ過ぎたかなっていう日は、体重を計る行動は生起しにくいのではないでしょうか。そして、そのまま自然に記録をやめてしまうのが大半だと思います。僕は、最近体重が減ってきているので毎朝体重計に乗るのが楽しみでしょうがありません。なので、記録をとる前に何かしら体重を落とせる介入をかけた後、軌道に乗ってからレコーディングするのが一番いいのではと考えていいます。岡田氏は逆で、まず何も考えずに記録し自分の食傾向を分析すると自然に体重は減っていくと述べていましたが。

 さて、僕は数ヶ月、数年後に同じように再びリバウンドしてるのでしょうか?

最後に、数年前に雑誌ターザンで見た記事の中にやせすぎると人間的な魅力も減少するというのがありました。なるほどそのような気もします。とってもやせた人をみると魅力的には感じませんよね。これについては、万が一やせすぎたときに太る努力をすればいいのでしょうが。

えらそうにダイエットについて語りましたが、みなさんはダイエットについてどのようにお考えですか?

2009年6月11日木曜日

男性用トイレ その2


大西です。

 以前男性用トイレに 的(まと) が書かれてあり、そこに向かって用を足すと周辺に飛散するのを防ぐための介入を紹介した。くわしくは コチラ

最近、某徳島の病院へ送迎に行きトイレに入ったところ同様のまた違う介入がありました。その写真がこちらです。


すこし古い病院なので、的をつける技術が開発されるよりも古い介入と思われます。多分、この黄色の靴跡に左右の足をのせて用をたしなさいというインストラクションです。

 多分誰もこの靴跡に足を乗せて実施する人はいないように思いますが、あえて僕は実施してみました。

感想ですが、足を大きく広げ、つま先を外に開けて実施するので、まずバランスが取りにくくフラフラします。そして、便器からの距離がとても近くなるので反射して自分にかかりそうになりました。しかも、手すりが備わっており、よりその姿勢では立ちにくいのです。ただ、黄色の足跡に皆が置いて実施した場合は、周辺に飛び散ることは減るかもしれないと感じました。

 しかし、残念ながら立ちにくく実施しにくいという嫌悪刺激が出現するので、なかなか標的行動は出現しないと思います。

 飛び散らす行動が減らせるようなよい介入がされているトイレがありましたら、今後また報告させていただきますね。

2009年6月6日土曜日

サマースクール開催のお知らせ

徳島ABA研究会主催のサマースクールが今年も開催されます。
徳島ABA研究会のHP上で受付が始まっています。ABAを学びたい方は、是非ご参加ください。

今年も徳島ABA研究会のスタッフが、参加者の皆さんにABAについて分かりやすく学んでもらおうと張り切っています。スタッフは、参加者の皆さんがより深く学べるようユーザーテストを行ったり、昨年度の評価、改善点を参考に担当するユニットのパワポや演習シートを作成中です。

現場でいかせる考え方や実践が盛りだくさんです。是非、初級コース、中級コースに参加していただき、一緒に事例研究を行いませんか?

皆様の参加をお待ちしております!!(^^)/