2009年3月7日土曜日

春の講座が終了し考えたこと

大西です。

 本日春の講座が終了しました。ポスター発表された先生方、責任者の先生お疲れ様でした。それに、道城先生ご後援ありがとうございました。非常に有意義な一日となりました。

 このブログはABA研究会なので春の講座で気になったことをABC分析してみたいと思います。

それは、『ポスター発表する』という行動です。今回のポスター発表は30件ほどありましたが、そのうち10件はABA件スタッフのものでしたが多くは初めて発表する先生が多かったと思います。なぜ、ポスター発表をすることを不思議に思うのかと言われるかもしれませんが、僕の職業(理学療法士)ではほとんどの人が発表することを嫌がるのです。毎年、県学会でも発表者が足りず内々で補充し合うほどなのです。だからこそ、なぜ特別支援学校の先生は発表をするのかとても興味があるのです。今日は、すべての発表を見させていただき、質問しても発表者の先生はとってもやる気で、やらされている先生はいないようにも感じました。ほんとにすごいことだと思います。

 僕が考える発表することの嫌子になりうることを挙げると
●色々準備が大変(しないほうが楽)
●本番で緊張する
発表に対する質問にうまく答えられない 恥をかく

などが、考えられます。とくに太文字の発表に対する質問にうまく答えられない 恥をかくというのが一番の嫌子ではないのかなと考えています。僕の職業では知識を自慢するような心ない質問が多いのも事実です。しかし、春の講座はどうでしょうか、発表者も質問者も皆生徒の問題を解決するために行動分析学を用い一生懸命です。知識をひけらかす人なんていません。当たり前かもしれませんが、特別支援学校部外者の私にとっては、それをとってもとってもうらやましく思うのです。さらに反省会では、スパーバイザーの先生が発表者の中に寂しそうにしていた人もいた、そこをなんとか活発に質疑応答できるようになんとか改善しなければとも言っていたほどです。望ましい行動を、どうやって引き出すのか考えていると、必然的に相手の傷つくことや嫌子になるようなことはしないようになるのではないでしょうか。

 いやー ABAってほんとにいいもんですね。




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