tanakaです。
今年度も、もうすぐ終わりです。
この1年間、同じクラスをK先生と一緒に担当させてもらいました。
K先生は、徳島ABA研究会主催のサマースクール初級コースに参加したことがあります。
そのせいもあって、この1年間はABAに関する用語をたくさん使えました。
問題行動を起こしている時は、「注目を与えないで消去しましょう」とか、「この良い行動は思いきり強化しましょう」とか。「今の行動はバーストだから、すぐに反応せずに見守りましょう」とか。その他にもトークンエコノミーシステムやプロンプト、好子、嫌子などなど。
チームでこうした『共通言語』が使えるのは本当に助かりました。行動の原理原則にあった指導ができました。このおかげで、この1年間子どもは本当によく伸びました。
ある子どもは、6月の1週間の問題行動(叩く、走り出す、暴言、私語など)数が196回でした。しかし、3月初旬には23回まで減りました。
ある子どもは掛け算の九九を習得しました。ある子どもは、朝の活動中の私語がなくなり、朝の活動をスムーズに進められるようになりました。
ABAの共通言語を使って指導した結果、大きな成果がでた1年間でした。
共通言語があるということはとっても、大事だなぁと実感した1年間でした。そして、何よりも子どもの行動が「変わった」、「できた」を実感できたことが私たちの好子になった1年間でした。
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